歯周病とは
歯周病とは、歯の周りの歯周組織(歯肉・歯根膜・歯槽骨・セメント質)に炎症が起こっている病気の総称です。炎症が歯肉だけに留まっている状態を「歯肉炎」といい、炎症が歯槽骨や歯根膜にまで広がっている状態を「歯周炎」といいます。以前、歯周炎は歯槽膿漏と呼ばれていました。
歯周病の特徴は痛みがなく静かに進行していくことです。気がついた時には歯を支えている歯槽骨まで吸収して、歯がグラグラしたり、ものが噛めなくなったり、最後には歯が抜け落ちてしまいます。
また近年、歯周病が糖尿病などの生活習慣病と関連していることも明らかになっていますので歯周病は口だけでなく、全身の健康の面からも予防が大切といえます。
歯周病の特徴は痛みがなく静かに進行していくことです。気がついた時には歯を支えている歯槽骨まで吸収して、歯がグラグラしたり、ものが噛めなくなったり、最後には歯が抜け落ちてしまいます。
また近年、歯周病が糖尿病などの生活習慣病と関連していることも明らかになっていますので歯周病は口だけでなく、全身の健康の面からも予防が大切といえます。
原因
- ●ブラッシングが充分でない
- ●砂糖を過剰に摂取する
- ●歯ぎしり、くいしばり、かみしめ
- ●不適合な冠や義歯
- ●不規則な食習慣
- ●喫煙
- ●ストレス
- ●薬の長期服用
症状
- ●朝起きたとき、口の中がネバネバする。
- ●ブラッシング時に出血する。
- ●口臭が気になる。
- ●歯肉がむずがゆい、痛い。
- ●歯肉が赤く腫れている。
- ●かたい物が噛みにくい。
- ●歯が長くなったような気がする。
- ●前歯が出っ歯になったり、歯と歯の間に隙間がでてきたりする。食物が挟まる。
予防方法
- ●丁寧な歯みがきを心掛け、プラーク(歯垢)をきちんと落とす
- ●栄養バランスのとれた規則正しい食生活を心がけ、プラーク(歯垢)のもとになる糖分の多い食品のとりすぎや、だらだら食いはやめる
- ●禁煙する
- ●ストレス解消を心がける
- ●1年に2回は歯科医院で定期健診・歯石除去を受ける