クリニックブログ

blog

逆流性食道炎と歯ぎしりの関係とは?

【歯ぎしり】の癖はありませんか?歯ぎしりは一種の癖ですが逆流性食道炎の人は、歯ぎしりをしやすいという事が分かってきました。

【歯ぎしり】とは、口の中に食べ物が無い状態で上下の歯を噛み合わせてしまう癖ですが、ぎりぎりやカチカチを音を立てる事もあります。

【逆流性食道炎】とは、胃酸が逆流して食道の粘膜にに炎症が起きる病気です。

食べ過ぎた時などげっぷと共に酸っぱい液がこみあげてきたりしますよね!慢性的にその状態が発生する事で食道の粘膜が傷ついてしまうのです。では2つに関係はあるのでしょうか!

ひとつが強いストレスが挙げられます。歯ぎしりも逆流性食道炎もストレス発散の手段ですが、ストレスがあると胃酸過多になるだけではなく、胃酸の逆流性を抑制する機能も低下するため逆流性食道炎が起きやすくなります。つまりストレスをかかえている人は、歯ぎしりをしやすく、逆流性食道炎にもなりやすいのです。歯ぎしりは唾液の分泌を促します。噛み合わせると唾液がじんわりでてきませんか?この原理を利用して逆流性食道炎の人は無意識に歯ぎしりをして唾液で胃酸を中和しているのではないかと言われています。