「お口の中も年をとる」?
皆さんは年齢を重ねるにつれて、老化のサインを感じる事がありませんか?
今回は、歯並び、歯の色、唾液の量、歯ぐきの4つの老化のサインのお話です。
まずは歯並びですが、歯周病によって歯がぐらついて抜けると歯並びに悪影響を与え
さらに抜けた歯が倒れこんで歯並びや噛み合わせに影響がでます。
次に歯の色ですが、年齢を重ねるにつれて濃くなってくる歯の黄ばみは歯の内側にある象牙質によるもので
年齢を重ねるごとに表面のエナメル質が薄くなり象牙質が透けて見えるので黄ばんだようにみえます。
次に唾液の量ですが更年期、ストレス、薬の副作用、口呼吸などによって唾液の分泌量が減る事があります。
水をこまめに飲んだり、耳の付け根を優しく刺激して唾液の分泌を促す事も有効です。
最後は歯ぐきですが歯が長く伸びたように見える原因は、歯ぐきが痩せて下がる ことで長くなって見えるのです。歯ぐきは10年に2㎜程度下がると言われているので歯ぐきがやせるのは自然な事です。
また、歯周病によって歯を支える骨が溶けて歯ぐきが痩せたり、くいしばりでも歯ぐきが下がります。
4つの老化のサインには気をつけましょう!