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お口の老化

老化のサインとは?

サイン① お口の中が乾燥する。

お口の中が乾燥する主な原因は、唾液分泌量の低下です。

加齢と共に唾液の分泌量は減少してきますが、特に女性は閉経を境に唾液の分泌量が少なくなるので注意が必要です。

唾液が減少して口が乾燥すると、虫歯や歯周病のリスクが高まり、口臭が強くなってしまいます。

サイン② 歯に食べ物が詰まる。

歯と歯の隙間が広くなったり、歯肉が下がるといったお口の老化のよって起きる可能性があります。特に40代以降の方が自覚しやすいトラブルの一つです。

サイン③ 食事の時にむせる。

食事中や水を飲んだ時、ふいにむせる事が増えるのも老化のサインの一つです。

むせることが多い場合は、食べ物を飲み込む力は低下したり、舌や口周りの筋肉が低下している可能性があります。むせることによって高齢者は誤嚥性肺炎のリスクも高くなり、命に係る病のため軽視出来ません。

サイン④ 歯周病の症状が現れる。

歯肉から血がでる、朝起きた時にお口の中がねばつく、口臭が気になるといった症状は歯周病が原因の可能性があります。

歯周病は体の免疫力と関わりが大きく、加齢などによって免疫力が低下すると、症状が強まったり進んだりすることも少なくありません。歯周病は重症化すると歯が抜け落ち、歯が少なくなることはお口の老化を進める原因になるため、歯周病を予防する事はお口の老化の予防にもつながります。