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唾液について

桜が咲き季節は春になりました。春て言えば花粉の季節でもあります。

鼻が詰まり口呼吸になっていませんか?口が渇き唾液が減ってきていませんか?

今回は唾液についてお話しします。

唾液は口の粘液の炎症を抑えたり、口の中の微生物が増えないようにする役割があります。

唾液は口の中をまんべんなく潤し、移動することで口の中が汚れる事を防止します。

夜間は、誰でも唾液分泌が減少し、朝は、目が覚めた直後は口の中が粘つき口臭も感じるのは、

唾液が少ない事で口の中の微生物が増加している為です。

唾液の役割は

・口腔内の清掃、抗菌作用で健康を守る。

・口腔粘膜や、歯を湿潤させ、保護する。

・会話、食事などの機能性を高める。

・食べ物に水分を与え、咀嚼しやすいようにする。

・食塊形成を助け、嚥下しやすくする。

・食べ物の栄養素の吸収や味覚に関与。

・入れ歯の安定に役立つ。

♢唾液と虫歯、入れ歯の関係は

唾液の減少は歯の病気を引き起こします。虫歯は虫歯菌と呼ばれるミュータンス菌が出す酸によって

歯が溶ける病気です。

唾液は、ミュータンス菌増加の抑制と、ミュータンス菌が出す酸を洗い流し、中和します。

また入れ歯を使用している人は唾液が減少し、入れ歯が不安定になります。

総入れ歯の場合入れ歯と顎の粘膜は吸着作用で吸着し、その作用を助けるのが唾液です。

唾液が不足すると、入れ歯が動き粘膜が傷つけ安くなります。

☆唾液とドライマウスの関係は、

唾液が出ににくい。口が渇く→ドライマウスという病気があります。

原因は、加齢、自己免疫疾患、高血圧、糖尿病、腎臓病、薬の副作用、ストレスがあります。

こうした唾液だけでも口の中には無くてはならないものなのです。