恐竜も虫歯?
恐竜も虫歯になるの?と思われるかもしれませんが、2億7500万年前に生息していた恐竜も虫歯に悩まれていたようです。
アメリカテキサス州で発掘されたラビドサウルスのあごの骨の化石をCTスキャンで解析したところ、感染によって数本の歯が抜け、歯肉に腫瘍が出来て顎の骨が破壊された跡が確認されたそうです。これまでの研究では、恐竜の歯は抜けても新しい歯に生まれ変わると考えられていましたが、この種の恐竜は進化の過程で人間のような永久歯を獲得していたとみられます。その代わり、人間同様に細菌感染には弱く、虫歯になってしまったのではないかと推測されています。