口の中の病気の粘膜の色はどうして違うの!
普通は口の粘膜は薄いピンク色です。これは、粘膜の下の毛細血管が透けて見えるから。だけど病気になると、上皮の厚さや、角下などにより色が変化するそうです。
たとえば、白は物体の全ての波長の可視光線を反射すると物体は白くみえます。口の粘膜の病気に白板症というのがありますが、白とは本来は
[潔白と無罪]を意味します。粘膜が白くなる白板症は悪性ではない病気に
分類されなくてはいけないのですが、実際は癌の前の病名となっています。粘膜が病気により角化や細胞が厚くなり、血管が見えなくなり白くなります。それと反対に赤く見えるのは赤血球の色によってですが、
赤とは[警戒 禁止]の意味があり、粘膜が赤くなる病気は悪性になることが多いと言われています。口の中の粘膜の色から病気が分かるようになっていますので皆さんもたまには自分の口の中を覗いてみて下さい!
粘膜は何色でしたか?薄ピンク色ですよね!
赤く腫れていたら歯周病です。すぐに受診しましょう。